Relay G50は、音響機器・楽器製造会社のLINE6のギター・ベース用のワイヤレスシステムです。
というわけで、今回は筆者の愛用しているワイヤレスシステムを紹介します。
まず、ライブをする際にシールドケーブルが邪魔だと思うことはありませんか。
筆者はよくライブの際にステージ上で激しく動き回ることが多いので、シールドケーブルが絡まってしまったり、抜けてしまったりするのがすごいストレスでした。
しかし、少し大げさですがワイヤレスシステムを導入してから世界が変わりました。
今では、これなしではライブができないほどです。
なので、そんな便利なワイヤレスシステムのRelay G50を紹介していきます。
では、まず仕様とコントロールから説明いたします。
Relay G50 仕様
- 周波数特性:10 Hz – 20 kHz
- ダイナミック・レンジ:120 dB
- RF キャリア周波数:2.4 GHz
- 互換チャンネル数:12
- 転送範囲:見通し60 m(使用環境により誤差はあり)
- レイテンシー:2.9ms
- 電源:レシーバー(ACアダプタ 9V)、トランスミッター(単三電池2本)
Relay G50 コントロール
本体となるのがRXS12 レシーバーとTBP12 トランスミッターです。
RXS12 レシーバー
- CABLE TONE
CABLE TONEは、ケーブルの長さに合わせた音質変化をシミュレートした機能です。
ギターやベースのケーブルの長さは音質に影響するため、長さに比例して音質の変化も大きくなります。仮想的にケーブルの長さを設定することで、音質変化を再現できます。 - CANNEL
チャンネル数は12あり、コントロールで指定します。
TBP12 トランスミッター
- ON/OFFスイッチ
- MUTE
メイン・アウトからの出力をミュートできます。 - チャンネル選択ボタン
チャンネル選択ができます。
また、コントロールではないですがストラップにつけるためのクリップがあります。
音の遅延や劣化について
結論は、遅延や音質の劣化は特に気になりません。
ワイヤレスイヤホンとかだと音の遅延が気になる個体もありますが、Relay G50は演奏をする前提で作られているので遅延も気にならないレベルで作られています。
ライブやスタジオ練習をしている限りでは、音の劣化も気になるような部分はないです。
個人的には、シールドケーブルと比較しても違和感はないと思ってます。
使用する際にあったらよいアイテム
続いて、使用する際にあったら良いものもいくつか紹介します。
トランスミッターホルダー
トランスミッターにクリップはついているのですが、ストラップにつけるトランスミッターホルダーがあると便利です。
筆者が愛用しているのは、ESPのTransmitter Holderを使用しています。
ライブで激しく動いても落ちないですし、取り付けも容易なので気に入っています。
トランスミッター用の接続用ケーブル
トランスミッターと楽器をつなぐケーブルです。
本体を買うと付属はしていますが、ライブ中の断線などのトラブルを考慮していくつか持っていた方が良いと思っています。
Relay G50 レビューまとめ
Relay G50は本当に買って良かったワイヤレスシステムです。
筆者のライブには不可欠な機材になっています。
大きさ的にエフェクターボードに組み込みやすいですし、何よりライブの際に気にしないといけない足元のシールドケーブルがないというだけでストレスが激減します。
もし、ワイヤレスシステムを導入するのを考えている方には迷わずおすすめできる機材です。
Relay G50は少しお高いですが、お手頃な価格のワイヤレスシステムも多いので導入してみるのはいかがでしょうか。
というわけで、今回は筆者の愛用するワイヤレスシステムの紹介でした。
では、楽しい音楽ライフを!