SANSAMP VT Bass DIは、エフェクターブランドのTECH21のベース用プリアンプ/DIです。
ベースアンプで有名なAmpegのSVTのアンプを再現しています。
以前、レビューしたVT Bassの後継モデルでBLENDのコントロールやスイッチなどが増えてます。
過去記事のリンクも記載しておきます。
話はそれましたが、私が初めて購入したプリアンプです。
買った当時はベース弾くときに常に使ってました。
かれこれ10年近く使っているので、見た目の傷はありますが初めて買ったプリアンプなので愛着もありまだまだ現役で活躍してます。
では、コントロールから説明していきましょう。
SANSAMP VT Bass DI コントロール
コントロールは、LEVEL、BLEND、LOW、MID、HIGH、CHARACTER、DRIVEの7つです。
スイッチも複数あり、機能を左から順に説明します。
- PHANTOM & GROUND CONNECT
ミキサーは XLR 入力にファンタム電源機能を持っているものが多く、XLR出力(DI アウト)で使用している際には電源アダプターを使用することなく使用することができます。
オン:XLR 出力からファンタム電源の供給をします。
オフ:XLR 出力からファンタム電源の供給をカットされます。 - 1/4” Output Level
いろいろな機器への出力に合わせるための+10dBパッドで、出力を調整します。
オン:出力は、0dBになります。
オフ:出力は、-10dBになります。 - XLR OUT PAD
いろいろな機器への出力に合わせるためのの-20dBパッドで、出力を調整します。
オン:出力は、-20dBになります。
オフ:出力は、0dBになります。 - BITE
プレゼンスブーストとサブソニックフィルターをアクティブにします。
歪んだ設定になっているときはサウンドを引き締め、クリーン設定のときは輪郭のあるサウンドにします。
以下、分かりにくいので補足します。
プレゼンス:LOW、MID、HIGHといった基本的なEQを整えた後、最終的な高域を調整するコントロールです。
サブソニックフィルター:20Hz 以下の超低音の雑音をカットするフィルターです。 - スピーカーシミュレーション
キャビネットを複数のマイクでマイキングしたようなサウンドにします。
最後に、左サイドにXLR DIアウトがあります。
SANSAMP VT Bass DI サウンド
SANSAMP VT Bass DIを使ってサウンドをライン撮りしました。
※エフェクターは様々な音を出せるので、筆者の独断と偏見でのセッティングになります。
参考程度に聴いていただけると幸いです。
比較用のベースのサウンド
まずは、純粋なベースの音です。
今回は、Fender USAの1977年製のプレシジョンベースを使用しました!
SANSAMP VT Bass DIを使用したベースの参考サウンド①
LOWとHIGHを上げてドンシャリにして、CHARACTERの歪みを少なめにしてみました。
※再生するときは音量に注意です。
SANSAMP VT Bass DIを使用したベースの参考サウンド②
個人的に好きな設定です。MIDとCHARACTERを上げるセッティングです。
※再生するときは音量に注意です。
SANSAMP VT Bass DI レビューまとめ
個人的な感想ですが、プリアンプとしても歪みとしても十分すぎるほど使えるエフェクターです。
完全にこのエフェクターの音になるわけでもなく、ベースの原音も残してくれるので使い勝手は非常に良いです。
ガレージロックとかに使うと非常にマッチするイメージでプレべで弾くと最高です。
今回は、筆者と一番付き合いが長いエフェクターのレビューでした。
では、楽しい音楽ライフを!