OwlMightyは、エフェクターブランドVivieのベース用プリアンプです。
Vivieは、国産ハンドメイド・ブランドでミュージシャンに寄り添い、コントローラビリティ・サウンドクオリティを追求した製品を生産しているブランドです。
このOwlMightyは、プリアンプだけでなく歪みとコンプの機能もあります。
まさに、名前の通りオールマイティーなエフェクターです。
OwlMighty コントロール
コントロールは、Clean ChannelとDrive Channelで分かれておりスイッチを入れた際に設定できるものも異なります。
どちらのChannelでも、Bass、Mid、Mid-Freq、Trebleは効きますがChannel毎では以下のようになります。
- Clean Channelのみ:CleanLevel、Comp
- Drive Channelのみ:DriveLevel、Gain、Blend、Color
一般的でないコントロールについて補足します。
- Mid-Freq:Midのブースト/カットする帯域の調整が可能
- Blend:ベース本来の音とエフェクト音である歪みの混ぜ具合の調整が可能
- Color:歪みのキャラクターの調整が可能
フットスイッチは二つあります。
右側のスイッチでエフェクトのオン/オフができ、左側のスイッチがDrive Channelのオン/オフができます。
OwlMighty サウンド
OwlMightyを使ってサウンドをライン撮りしました。
※エフェクターは様々な音を出せるので、筆者の独断と偏見でのセッティングになります。
参考程度に聴いていただけると幸いです。
比較用のベースのサウンド
まずは、純粋なベースの音です。
今回は、WarwickのStreamer LX 4stを使用しました!
OwlMightyを使用したベースの参考サウンド①
Clean Channelのコントロールをフラットで撮ってみました。
原音重視のナチュラルなサウンドが売りなだけあり、ベース本体のありのままの音に近いサウンドです。
OwlMightyを使用したベースの参考サウンド②
Clean ChannelのBassとTrebleを上げて、Midを下げてMid-Freqで帯域も下げてドンシャリに設定してみました。
OwlMightyを使用したベースの参考サウンド③
Drive Channelのスイッチをオンにして、筆者の好みのサウンドに設定してみました。
低音も削れず、しっかりとした歪みサウンドになります。
OwlMighty レビューまとめ
これ一つあれば、ライブもスタジオ練習も足りてしまうくらい多機能だと思いました。
特に良いのがClean Channelがベースの原音を崩さないことです。
プリアンプによくあるのが、繋いだらそのエフェクターの音になってしまうことです。
代表的なのがTECH21のSansampで、音を聴いただけで使用しているのが分かるほど特徴的です。
どちらが良いかは、好みの問題ですがクリーンの音を使用するバンドであれば重宝するでしょう。
また、コンプレッサーによる音の圧縮も自然な感じがして良く、歪みも低音を削らないようにBlendで調整できるのも良い点です。
かなり実用性があるエフェクターなので、おすすめです!
以上、今回のエフェクターレビューでした。
では、楽しい音楽ライフを!