エフェクターレビュー【One Control】Minimal Series Pedal Board Junction Box

エフェクター

Minimal Series Pedal Board Junction Boxは、エフェクターブランドOne Controlジャンクションボックスです。

One Controlとは、日本の株式会社 LEP INTERNATIONALがエフェクター専門ブランドとして2011年に立ち上がったブランドです。

One ControlのMinimal Seriesのコンセプトは、ペダルの製造での一切の無駄をそぎ落とし、最小・極小サイズを実現、シンプルながら洗練された機能性を集約し完成したとのことです。
そのため、このシリーズのジャンクションボックスになるので、もちろんサイズがとても小さいです。

現在は、新型のMinimal Series Pedal Board Junction Box with BJF Bufferというのが出ていて、こちらはバッファ機能が搭載されているモデルみたいです。

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ジャンクションボックスとは

まず、ジャンクションボックスとは何かを説明していきます。

ジャンクションボックスとは、INPUTやOUTPUTの配線を中継するだけの機能になります。

Pedal Board Junction Boxで簡単に説明します。

実際に下記のように使用します。

①上面の右にINPUTにギターやベースを繋ぐ
②下側面の右からボードの最初のエフェクターのINPUTに繋ぐ
③最後のエフェクターのOUTPUTから下側面の左に繋ぐ
上面の左にOUTPUTからアンプに繋ぐ

5年前くらいに組んでいたエフェクターボードの写真がありましたので載せておきます。
こんな感じで使用していました。

ジャンクションボックスのメリットとは

では、次にジャンクションボックスのメリットです。

  • エフェクターボードの出入口の明確化
    スタジオ練習やライブの際に、ギターやベース、アンプをジャンクションボックスに繋げるだけで済むのでセッティングが素早くできるようになります。

    特にスイッチャーを使用している方は、便利かと思います。
    スイッチャーは、エフェクターボード内の整理やエフェクトの切り替えを簡単にする機能に特化したペダルです。

    スイッチャー自体がINPUTとOUTPUTが分かりにくい場所にあることも多いので、ジャンクションボックスに繋げることで分かりやすくなります。
  • エフェクターの劣化防止
    ケーブルの抜き差しは、エフェクターのジャックが劣化する原因の一つです。
    エフェクターボードの作成後にジャンクションボックスを組み込んでいれば、エフェクターに頻繁にシールドケーブルの抜き差しを行わなくて済むので劣化防止につながります。

ジャンクションボックスのデメリットとは

  • 入り口で音質が変化する可能性がある
    パッシブのギターやベースであれば、最初のエフェクターに信号が届くまでハイインピーダンスのままになります。
    ジャンクションボックスを導入すると、最初のエフェクターに到達するまでの経由箇所が増えるためハイ落ちになり音質が変わる可能性があります。

    アクティブのギターやベースであれば楽器自体にプリアンプなどが搭載されているため、エフェクターを通していることと同義なのでローインピーダンスになるため気にしなくて大丈夫です。

    ジャンクションボックスの出口に関してはエフェクターを経由しローインピーダンスになっているので、ほとんど劣化は感じられません。
  • エフェクターボードが圧迫される
    ジャンクションボックスが増えるので、言わずもがなエフェクターボードは圧迫されます。
  • 不具合のチェック箇所が増える
    エフェクターボードに繋いだ時に音が出ないなどのトラブルはよく起こります。
    その際に、ジャンクションボックスが壊れてないか、ジャンクションボックスに繋いでるパッチケーブルが断線していないかなどチェック個所は増えます。

Pedal Board Junction Box 仕様

前置きが長くなってしまいましたが、Pedal Board Junction Boxの仕様です。

  • シンプルな設計
    入出力端子がINPUTやOUTPUTの配線を中継する機能のみのため、4つだけと非常にシンプルな設計になっています。
  • 完全パッシブ設計
    配線中継のみの機能なため、電源を必要としません。

裏面はこんな感じで、マークが入っています。

Pedal Board Junction Box 便利なところ

Pedal Board Junction Boxの便利なところは、INPUTとOUTPUTが筐体の上面に設置されているため、ペダルボードの角にぴったり合わせて置いてもケーブルを接続できる点にあると思います。
ケーブルを傷めることが少なくなることと、エフェクターボードのスペースを無駄にしなくて済みます。

Pedal Board Junction Box レビューまとめ

エフェクターボードにこのジャンクションボックスを組み込んだことにより、練習前やライブ前のセッティングがかなり早くなりました!

あと、シンプルで分かりやすいので使い勝手もとても良いです。

また、サイズも小さくエフェクターボード内にも組み込みやすいです。

最後に、個人的にこのPedal Board Junction Boxは一緒にバンドをしていた大学の後輩から譲り受けたものなので思い入れもあったりします!

以上、今回のエフェクターレビューでした。
では、楽しい音楽ライフを!

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