今回は、筆者の愛用するFender USAの1977年製のプレシジョンベースを紹介します。
2022年時点で45歳になるヴィンテージベースです。
ベースは、現在6本所有していますが、その中でもライブで使用する程お気に入りのベースです。
では、仕様や音の特徴、購入時のエピソードなど紹介していきます。
ベースの仕様
- ネック:メイプル
- 指板:ローズウッド
- ボディ:アッシュ
- ピックアップ:Fender PU
- コントロール:Volume, Tone
パーツは、当時のままではございません。
交換されているパーツは、ナット、ジャック、PUビスです。
すでに私が購入した段階では、このようになっておりました。
楽器コレクターではないので、気にしてはおりません。
音の特徴
プレシジョンベースは、ジャズベースに比べて低音が強いイメージがあります。
このベースも例にもれず、低音はかなり出ます。
しかし、Toneの効きが良くコントロールを上げるとLOWが絞られてプレべらしさを残したまま輪郭のある音が出ます。
お店で試し弾きさせていただいた時に、Toneのみのコントロールで音色が変わりすぎて驚愕しました。
ライブの時も、対バンのベーシストやお客様に「そのプレべ凄い良い音なるね。音抜けも良いし」なんて結構褒められることがあります。
まさに、自慢のベースです!
実際のベースサウンドですが、エフェクターレビューの「比較用のベースのサウンド」は全てこのベースを使用しております。
以下に、記事のリンクを貼っておきますので、ぜひ聴いてみてください。
購入時のエピソード
まず、このベースは2015年の11月15日に購入し236,700円でした!
まさにお高い買い物でしたが、一生ものなので後悔はしてません。
当時、いや…今もですがSoundgardenというバンドが大好きです。
ベーシストのBen Shepherdがプレべを低く構えて弾いているのに憧れていました。
そこで、プレべが一本欲しいということでお茶の水の複数の楽器屋で片っ端から気になるベースを試奏しました。
しかし、低音が強すぎて音の輪郭を出すのが難しいプレべばかりで好みのベースが見つかりませんでした。
その日は諦めかけていたところ、VIP GUITARSというESP系列の楽器屋さんでこのベースと出会いました。ベースを試奏していたところ、店員さんから届いたばかりで店にまだ出せていないプレべがあるとのことで店の奥から出してきてくれました。
試奏し、好みのサウンドに驚愕しすぐに購入しました。
一応、楽器は同じ型番でも木材によって個体差があり鳴りも違うので、直観で好みのものがあれば次回の来店までに売れ残っている保障もありません。
なので、筆者は欲しい楽器で直感的に良いと思うものは金銭的に問題なければ購入するようにしています。
まとめ
いろいろ記載しましたが、まとめとしてフェンダーのヴィンテージベースは最高です。
このベースは手放すことはないでしょう。
もし、ジャズべやプレべを探している方はフェンダーのヴィンテージベースも視野に入れると思わぬ出会いがあったりします。
本数も少なく、価格はお高いですが筆者の場合はベースライフをより良いものにしてくれたので良いお買い物でした。
この記事が、ベースを探している方の参考になりますと幸いです。
では、楽しい音楽ライフを!